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浪花の恋の物語

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浪花の恋の物語

内田吐夢監督が、近松門左衛門の作品を下敷きに、作者の近松その人を劇中に登場させる実験的で重層的な話法を導入して生み出した、様式美あふれる悲恋時代劇の異色の傑作。

溝口健二監督の後期作品を支えた脚本家の成沢昌茂が、近松門左衛門の人形浄瑠璃「冥途の飛脚」とその改作歌舞伎「恋飛脚大和往来」を大胆に脚色。作者の近松その人を狂言回しとして劇中に登場させ、飛脚問屋の養子の若旦那と遊女との叶わぬ悲恋を脇で見守りつつ、彼が新作の構想を練るというメタ的な話法を導入し、実験的で様式美あふれる異色の傑作時代劇がここに誕生した。主演は、その後も内田監督と組んで「宮本武蔵」5部作を生み出す萬屋錦之介と、本作での初共演が縁となって2年後に彼と結婚する有馬稲子。

浪花の恋の物語

内田吐夢監督が、近松門左衛門の作品を下敷きに、作者の近松その人を劇中に登場させる実験的で重層的な話法を導入して生み出した、様式美あふれる悲恋時代劇の異色の傑作。

江戸時代。芝居小屋で舞台を観劇中の近松門左衛門。飛脚問屋・亀屋の女主人、妙閑もその舞台を観劇中で、そこへ亀屋の養子の忠兵衛が弁当を届けにやって来る。その帰り道、同業の悪友・丹波屋八右衛門に捕まり、ともに遊郭へ繰り出すことになった忠兵衛は、そこで幸薄い遊女の梅川と一夜をともに過ごす。それ以来、すっかり梅川に惚れ込んだ忠兵衛は、多額の借金を抱えた梅川の身を請け出すため、店の金に手を付けるようになり…。

作品データ

  • 制作年/1959
  • 制作国/日本
  • 内容時間/106分
  • ジャンル/ラブロマンス/青春・歴史劇/時代劇/西部劇

出演

役名 役者名
亀屋忠兵衛 萬屋錦之介
梅川 有馬稲子
近松門左衛門 片岡千恵蔵
妙閑 田中絹代
丹波屋八右衛門 千秋実

スタッフ

  • 監督
    内田吐夢
  • 脚本
    成沢昌茂
  • 撮影
    坪井誠
  • 音楽
    富永三郎

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