映画

探検隊の栄光

テレビの秘境探検番組の隊長役を引き受けた落ち目の俳優が、いいかげんな撮影クルーに振り回されながら思わぬ冒険を繰り広げることに。藤原竜也主演のサバイバルコメディ。

荒木源の同名小説を「グッモーエビアン！」の山本透監督が映画化。知名度こそあるが落ち目の俳優が、未確認生物（UMA）を探す探検隊の隊長役というテレビ番組のオファーを受けることに。だが現場に行ってみるとクルーはひと癖も二癖もある者ばかり、撮影は最初からトラブル続きで……。「22年目の告白−私が殺人犯です−」などの藤原竜也が、慣れない番組に体当たりで臨む主人公を熱演。やらせ撮影から現地ゲリラ組織に遭遇しての大騒動まで、良くも悪くもたくましいTVマン魂が浮かび上がる痛快作だ。