映画

ANTIPORNO　アンチポルノ［R15＋指定版］

「愛のむきだし」の園子温監督が、あえて「アンチポルノ」をテーマに掲げて彼独自の妄想世界をアナーキーに暴走させた「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の第４弾。

1970～80年代に人気を博した日活の成人映画路線を、5人の実力派映画監督たちが現代によみがえらせた、話題の「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の中の1本。衝撃の話題作を次々と放って活躍する園監督が、本作ではあえて「アンチポルノ」をテーマに掲げてロマンポルノに挑戦。時代の寵児として多忙な毎日を送るヒロインが、次第に現実と虚構の区別がつかなくなり、自らの妄想と悪夢を暴走させていくさまを、極彩色の映像表現を駆使しながら鮮烈に描く。冨手麻妙、筒井真理子の体当たりの熱演も見もの。