映画

牝猫たち［R15＋指定版］

３人の人気風俗嬢たちが織り成す不思議な人間模様を哀切なタッチで描写。「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督が放つ「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の第３弾。

1970～80年代に人気を博した日活の成人映画路線を、5人の実力派映画監督たちが現代によみがえらせた、話題の「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の中の1本。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石監督が、本作では、田中登監督の傑作ロマンポルノ「牝猫たちの夜」を下敷きに、池袋で働く3人の風俗嬢たちの生態をいきいきとリアルに活写。ネットカフェ難民やシングルマザー、主婦として、彼女たちが日々直面する問題にも鋭く迫り、白石監督ならではの社会派的な視点が光る秀作群像劇に仕上がった。