GLAYのリーダーTAKUROがソロプロジェクトの一環として単身アメリカへ渡って作り上げたアルバム『Journey without a map』の制作風景を追う
GLAYのリーダーであり、バンドのメインコンポーザーとして数々のヒット曲を生み出してきたギタリストのTAKURO。この日本屈指のロックバンドをサウンド面で支え続けてきた彼が2016年末、初のソロプロジェクトの結晶としてインストアルバム『Journey without a map』を完成させた。B’zの松本孝弘をプロデューサーに迎えて制作された同作は、TAKUROいわく「ギターに詩を読ませるがごとく、ギターで弾くメロディーの中にさまざまな情景や感情が浮かぶような作品」になっているという。制限を取り払って自由に作ったこのアルバムには、彼の中に蓄積されたさまざまな素養と制作過程で出合った多くの刺激が融合した、多様かつ独自の色が込められている。そんな意欲作の制作過程にカメラが入り、そこで写し取られてきた映像素材を中心に、クリエイターTAKUROの魅力をドキュメンタリーテイストで描く。(2017年)