
世界最高峰フランスリーグTOP14で挑戦を続ける五郎丸歩。日本を飛び出し、フランスという厳しい環境を選択した理由、そして日本ラグビーの未来への想いを探る。
2016年、世界中からスター選手が集まるフランスリーグTOP14の中でも“銀河系軍団”と称される強豪RCトゥーロンに移籍した五郎丸歩。だが、五郎丸は万全ではない状態で渡仏していた。レッズに在籍していた同年5月、試合で右肩を脱臼したのだ。TOP14は8月20日に開幕したが、練習に合流したのは9月下旬からで、公式戦初出場は11月の第10節リヨン戦まで待たなければならなかった。その後、3度先発出場(2017年1月末現在)を果たし、チームでの存在感も増してきたが、突き付けられた現実は厳しい。同じポジションのフルバックにはウェールズ代表のスーパースター、リー・ハーフペニーをはじめ、元オーストラリア代表ジェームズ・オコナーなどといった実力者たちとポジションを争う日々が続く。日本にいればチームでのポジションは安泰の五郎丸。だが、彼には世界最高峰リーグに挑む理由があった。(2017年)
出演
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出演五郎丸歩
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ナビゲーター大西将太郎