映画

ロスト・バケーション

Ｂ・ライヴリー主演のサスペンススリラー。亡き母親に教えてもらった秘密のビーチに向かう女子医学生。サーフィンを楽しむ彼女に、巨大な人食いザメの影が忍び寄るが……。

TVドラマ「ゴシップガール」で人気者となったライヴリーと、「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」で知られるスペインの鬼才J・C＝セラ監督がタッグを結成。わずか90分弱の短い時間の中で、海上というワンシチュエーションを駆使し、ヒロインと人食いザメの死闘を活写する。ライヴリー演じる主人公が医学生だということが巧みに活かされ、彼女と運命をともにするカモメも印象を残す。CGとは思えない人食いザメが繰り広げる壮絶バトルにも、傑作「JAWS　ジョーズ」を彷彿とさせる爽快感が味わえる。