映画

女囚さそり　701号怨み節

監督が前３作の伊藤俊也から長谷部安春にバトンタッチ。囚人のヒロインがたどる過酷な運命を鮮烈に描き、梶芽衣子の主演ではこれが最後となった人気映画シリーズの第４作。

篠原とおるの劇画をもとに、女子刑務所内に収監された囚人のヒロインがたどる過酷な運命を鮮烈なタッチで描いた人気映画シリーズの第4弾。前3作で続けて監督を手掛けた伊藤俊也に代わって、本作では、かつて日活で梶芽衣子と「野良猫ロック」シリーズで仲良くタッグを組んだ長谷部安春が監督を担当。細川俊之、田村正和ら、共演者にもフレッシュな顔が加わり、作品のムードが一新されることに。梶主演の「女囚さそり」シリーズは本作で最後となり、以後、主演女優が交代しながら、後続作品が数多く作られた。