映画

キッズ・リターン　再会の時

北野武（ビートたけし）が監督した「Ｋｉｄｓ　Ｒｅｔｕｒｎ」から１７年、ビートたけしが原案を担当した青春映画の続編。２人の若者、シンジとマサルの１０年後を描いた。

北野武が1994年のバイク事故の2年後に監督として復帰して高い評価を得た「Kids　Return」の続編。かつて高校生だった親友同士、シンジとマサルを演じるのは前作の金子賢＆安藤政信から平岡祐太＆三浦貴大に代わったが、正真正銘、10年後のシンジとマサルを描く続編。監督の清水浩は「ソナチネ」から「BROTHER」まで北野監督作品に助監督として参加。前作の「Kids　Return」に比べるとユーモアの要素が減ったが、前作以上に迫力あるボクシング場面などで熱い青春ドラマを継承した。