ドキュメンタリー
ノンフィクションW たったひとりの伝統芸〜女道楽・内海英華の粋〜

ノンフィクションW たったひとりの伝統芸〜女道楽・内海英華の粋〜
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一度は途絶えた「女道楽」を復活させ、未来へつなぐ内海英華。上方落語のはやし方でもある彼女が三味線と女道楽を探究する姿から、伝統芸能の奥深い世界が見えてくる。

「女道楽」は、かつては江戸でも上方でも寄席の色物として高座に掛けられていたが、1980年代にいったん途絶えた。それを2002年に復活させ、日本で唯一「女道楽」を継承した内海は、平成24年度文化庁芸術祭賞大衆芸能部門で大賞を受賞した。
男性中心の芸の世界で、唯一無二の地位を確立した彼女だが、継承者不足への不安を抱き、自らの未来を模索している。東京で長唄三味線方として活躍する松永鉄九郎と開く「ふたり会」に向けて、さらに三味線と「女道楽」を究めていく真摯な姿を通し、伝統芸能の奥深い世界の魅力を伝えたい。

ノンフィクションW たったひとりの伝統芸〜女道楽・内海英華の粋〜

一度は途絶えた「女道楽」を復活させ、未来へつなぐ内海英華。上方落語のはやし方でもある彼女が三味線と女道楽を探究する姿から、伝統芸能の奥深い世界が見えてくる。

一度は途絶えた「女道楽」という伝統芸能を、現代によみがえらせ、未来へつなごうとしている女性がいる。内海英華・55歳。「女道楽」とは、都々逸、端唄、小唄、漫談、踊りなどさまざまな芸を、三味線を奏でながら舞台で披露する演芸。かつては江戸でも上方でも寄席の色物として高座に掛けられていたが、1980年代にいったん途絶える。それを2002年に復活させ、日本でただひとり継承した。
大阪に生まれ、幼いころから演芸や落語に触れ、はなし家になりたいという夢を持って育った内海英華。男性中心の芸の世界で彼女がたどり着いたのは、寄席三味線と女道楽だった。自ら高座に上がり、三味線を弾きながらさまざまな芸を披露する「女道楽」でその地位を確立する一方、高座を裏で支える寄席三味線でも多くの噺家に慕われる存在となった。
自分の世界を築いた彼女が今悩むのは、引き継いだ芸を次の世代にどのようにつないでいくか。そのためには、より多くの人に自分の芸を知ってもらう必要があると考えた。そんなときに出会ったのが、長唄三味線方として歌舞伎公演、舞踊会、落語会、演奏会に出演し多彩な活動をする松永鉄九郎だった。東西の三味線の第一人者ともいえる2人が、2015年12月に京都の料亭で「ふたり会」を開く。江戸と上方という違う芸の世界で育ってきた2人の競演。舞台に向けて切磋琢磨する中から見いだしたものとは。
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