映画

竹取物語

日本最古の物語ともいわれ、「かぐや姫」の別名でも広く親しまれているおなじみのお話を、名匠・市川崑監督が２０億円もの総製作費を投じて映画化したファンタジー巨編。

本来、あの元祖「ゴジラ」を生み出した名プロデューサー田中友幸と、特撮の神様・円谷英二が長年映画化を切望していた企画を、当時東宝映画の社長の座にあった田中が、名匠・市川崑を監督に迎え、東宝創立55周年記念の超大作として、その念願の夢をついに実現。市川監督は、物語にSF的要素を大胆に導入し、当時最新のSFXを駆使して壮大なスペクタクルファンタジーを構築。あの「未知との遭遇」の向こうをはった感動のラストも見逃せない。ヒロインを沢口靖子が演じるほか、豪華キャストの競演も見逃せない。