
戦慄の犯罪ドキュメントを、山田孝之ら豪華出演陣を迎え、白石和彌監督が映画化した衝撃のサスペンス。獄中の死刑囚の告発により、世にも凶悪な殺人事件の真相が浮上する。
スクープ雑誌「明潮24」の編集部に、ある日、獄中の死刑囚・須藤から手紙が届く。そこには、自分にはまだ3件の殺人を犯した余罪があるが、自分は死刑宣告を受けたのに、本来その首謀者たる男は、今なお世間でのうのうと暮らしているのが悔しくて許せないので、その事実をぜひ雑誌で公表して世間に知らしめてほしい、と書かれていた。当初は半信半疑だった記者の藤井だが、取材を進めるうちにそれが本当だと確信するようになる。