映画

チング　永遠の絆

前作「友へ　チング」から１７年後を舞台に、組織を作り上げた男、罪を背負った男、愛情に飢えた男という３世代の葛藤が展開する。ユ・オソン主演の絆と宿命の人間ドラマ。

70年代半ばから90年代初頭の釜山を舞台に、4人の幼なじみがたどる運命を描き、チャン・ドンゴンの出世作ともなった青春ノワールの秀作「友へ　チング」。それから12年を経て、同じクァク・キョンテク監督が手掛けた待望の続編。ユ・オソン演じるジュンソクを新たな主人公に、彼がドンゴンの演じたドンスの息子・ソンフンと父子のような絆で結ばれ、新たな抗争に身を投じていく。前作のキャストの再登場や回想を加えた過去が描かれるなど、「ゴッドファーザーPARTII」を思わせる雰囲気の作品に仕上がった。