
余命わずかとなり、尊厳死を決意した老母と、それを知って動揺を隠せない不肖の息子の姿を、「愛されるために、ここにいる」のS・ブリゼ監督が静かに見つめた感動の秀作。
麻薬の密売で刑に服し、出所後、人生の再出発を期して、実家に舞い戻ってきたものの、几帳面な性格の母親のイヴェットとは昔から折り合いが悪く、何かと衝突を繰り返すばかりの48歳のひとり息子、アラン。ところがあるとき彼は、母親の病気がいよいよ進行して余命わずかとなり、彼女が自らの意志で尊厳死の選択をしたという意外な事実を知る。アランは母親の決意をなんとか自分でも受け止めようと努めるが、動揺は抑えがたく…。作品データ
- 原題/Quelques heures de printemps
- 制作年/2012
- 制作国/フランス
- 内容時間(字幕版)/109分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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アラン | ヴァンサン・ランドン |
イヴェット | エレーヌ・ヴァンサン |
クレメンス | エマニュエル・セニエ |
ラルエット | オリヴィエ・ペリエ |
ブルーノ | リュドヴィク・ベルティロ |
スタッフ
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監督ステファヌ・ブリゼ
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製作ミレーナ・ポワロ
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製作ジル・サクト
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脚本ステファヌ・ブリゼ
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脚本フロランス・ヴィニョン
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撮影アントワーヌ・エベルレ
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音楽ニック・ケイヴ
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音楽ウォーレン・エリス