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母の身終い

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母の身終い

余命わずかとなり、尊厳死を決意した老母と、それを知って動揺を隠せない不肖の息子の姿を、「愛されるために、ここにいる」のS・ブリゼ監督が静かに見つめた感動の秀作。

不治の病に侵され、人生の究極の決断を下した老母と、その意外な事実を知って動揺を抑えきれない不肖のひとり息子。永遠の別れに直面した母と子のどうにも分かちがたい絆を、ブリゼ監督が抑えたタッチでじっくりと描写。「人生は長く静かな河」のベテラン女優、H・ヴァンサンと「君を想って海をゆく」のV・ランドンが、内に秘めた感情を滲ませながら味わい深い競演を披露。第38回セザール賞では、監督、脚本、主演男優、主演女優賞の主要4部門にノミネートされ、いずれも受賞は逃したものの、高い評価を得た。

母の身終い

余命わずかとなり、尊厳死を決意した老母と、それを知って動揺を隠せない不肖の息子の姿を、「愛されるために、ここにいる」のS・ブリゼ監督が静かに見つめた感動の秀作。

麻薬の密売で刑に服し、出所後、人生の再出発を期して、実家に舞い戻ってきたものの、几帳面な性格の母親のイヴェットとは昔から折り合いが悪く、何かと衝突を繰り返すばかりの48歳のひとり息子、アラン。ところがあるとき彼は、母親の病気がいよいよ進行して余命わずかとなり、彼女が自らの意志で尊厳死の選択をしたという意外な事実を知る。アランは母親の決意をなんとか自分でも受け止めようと努めるが、動揺は抑えがたく…。

作品データ

  • 原題/Quelques heures de printemps
  • 制作年/2012
  • 制作国/フランス
  • 内容時間(字幕版)/109分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
アラン ヴァンサン・ランドン
イヴェット エレーヌ・ヴァンサン
クレメンス エマニュエル・セニエ
ラルエット オリヴィエ・ペリエ
ブルーノ リュドヴィク・ベルティロ

スタッフ

  • 監督
    ステファヌ・ブリゼ
  • 製作
    ミレーナ・ポワロ
  • 製作
    ジル・サクト
  • 脚本
    ステファヌ・ブリゼ
  • 脚本
    フロランス・ヴィニョン
  • 撮影
    アントワーヌ・エベルレ
  • 音楽
    ニック・ケイヴ
  • 音楽
    ウォーレン・エリス

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • 「安らかに…」とばかりに

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2015/02/06 13:29

    …あらすじ・感想ともに『祭ばやしが聞こえる』さんと同じです。
      出所したばかりの息子は漸く職にありついたものの、抛り出してしまって無職。
      その母親は脳
    続きを読む

  • 尊厳死がテ−マ

    • ★★★★☆
    • 祭ばやしが聞こえる
    • 2015/01/30 00:26

    スト−リ−は、脳腫瘍を患っている母親イベット(エレ−ヌ・ヴァンサン)は自分が少しでも元気なうちに最期の日(尊厳死)を決めようとスイスにある自殺を幇助する協会に登 続きを読む

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