映画

オンリー・ゴッド

これは観客、そして神への挑戦状か？　「ドライヴ」のＮ・Ｗ・レフン監督＆Ｒ・ゴズリングが再度コンビを組み、過激なバイオレンス描写で賛否両論を巻き起こした問題作。

「プッシャー」シリーズなどで注目を浴び、ハリウッド・デビュー作「ドライヴ」の成功でさらなるブレイクを果たしたデンマーク映画界の鬼才レフンが、本作ではタイを舞台に血で血を洗う壮絶な戦いが展開する復讐劇に挑戦。ワールドプレミアとなった第66回カンヌ国際映画祭の上映では、観客の想像を絶する過激な暴力描写に場内は騒然となり、その評価は賛否両論真っ二つに割れることとなった。共演は、「殺意は薔薇の香り」のK・S・トーマスと、剣道5段の本物の武道家でもある異色タイ人俳優V・パンスリンガム。