映画

裸足のピクニック

後の２０１４年、ヒットコメディ「ＷＯＯＤ　ＪＯＢ！〜神去なあなあ日常〜」を手掛ける矢口史靖監督が自主製作映画の総本山“ＰＦＦ”でグランプリ受賞後に放った初長編。

後に「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」「WOOD　JOB！〜神去なあなあ日常〜」などを放ち、日本映画界屈指のコメディフィルムメーカーになる矢口監督が「雨女」でPFF（ぴあフィルムフェスティバル）のグランプリを受賞したことを受け、そのスカラシップのもとで放った初長編が本作。最近の作品は多彩な業界のノウハウを描くという、伊丹十三監督や周防正行監督の後を追ったような作風が多いが、時に登場人物のダークな内面に迫る矢口監督。その原点がはっきりとうかがえ、映画ファンは要注目。