
ロックが禁止されていた冷戦時代のソ連で初のロックツアーを行なったビリー・ジョエル。歴史的にも重要な役割を果たした伝説のライブをドキュメンタリーと併せて放送。
1986年発表の10thアルバム『ザ・ブリッジ』発表後に行なった全100公演に及ぶワールドツアーのハイライトは、1987年の7月から8月にかけてモスクワとレニングラード(現:サンクトペテルブルク)で開催された初のソ連ツアーだった。中でもレニングラード公演はビリー自身が「パフォーマーとしてのハイライトだった」と語るほど素晴らしいパフォーマンスで、映像にも記録された。最新のリマスターで鮮明になったこの公演の模様をお届けする。ピアノの連打で始まる「プレリュード/怒れる若者」から全力投球するビリーの熱演は圧巻の一言。それに応える観客もモスクワ公演の序盤とは打って変わって熱狂的。それに呼応してビリーのテンションが最高潮に達していることは、仰向けに客席に倒れ込みクラウドサーフィンをする姿からも明らかだ。「ロシアでやって以降、何をやるにしても少し拍子抜けした感があるんだ」と語ったという、最高のライブを堪能したい。
収録日・収録場所
- 1987年8月/ソビエト連邦 レニングラード レーニン・スポーツ・アンド・コンサート・コンプレックス
楽曲情報
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Angry Young Man
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Allentown
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Goodnight Saigon
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Big Man On Mulberry Street
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Baby Grand
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An Innocent Man
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Honesty
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The Longest Time
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A Matter Of Trust
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Only The Good Die Young
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It's Still Rock And Roll To Me
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Sometimes A Fantasy
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You May Be Right
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Uptown Girl
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Big Shot
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