
2014年、変幻自在な笑いの宝庫、熱海五郎一座がついに新橋演舞場進出。三宅裕司らいつもの芸達者たちに加え、女優の沢口靖子、元宝塚トップスター朝海ひかるも参加。
東京の軽演劇の灯を熱い想いで守り続けてきた「伊東四朗一座」。その一座の公演で伊東が不在の時に結成されるのが「熱海五郎一座」だ。「伊東」ではなく「熱海」、「四朗」ではなく「五郎」というしゃれの効いた名を名乗るだけあり、一座が演じる舞台は毎回抱腹絶倒。そんな熱海五郎一座がついに日本の伝統芸能・演劇・演芸の殿堂、新橋演舞場への進出を果たした。今回も見る者を大いに沸かせた一座の新橋演舞場進出記念公演。【ストーリー】主婦・真白(沢口靖子)のもとへ、探偵の虎楠(東貴博)がやってくる。真白の夫・博(三宅裕司)の浮気の証拠をつかんだという。今、博がラブホテルにいることを知った真白は、場所も知らないのに家を飛び出す。結局、虎楠の案内でホテルの部屋に押し入った真白が見たものは、若い女性とともに立ちつくす博の姿。真白は、博に自らが感じていた浮気の兆候をまくし立てるが、的外れで、博をあきれさせる。
そんな中、博の会社では、社長の猿又(ラサール石井)を前に新商品をめぐり研究開発室室長の白井(渡辺正行)と開発事業部部長の正津(小倉久寛)が企画提案を行なっていた。白井と正津が激論を交わす中、突然会議室に現われたのはスター女優の音奈(朝海ひかる)。彼女は、自分を新商品のCMモデルにしてほしいという。一方、博の会社が倒産寸前だと聞いた真白はある計画を思いつき、謎の男・権藤(春風亭昇太)を訪ねる。
収録日・収録場所
- 2014年6月20日/東京 新橋演舞場
出演
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三宅裕司
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渡辺正行
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ラサール石井
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小倉久寛
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春風亭昇太
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東貴博
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沢口靖子
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朝海ひかる
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劇団スーパー・エキセントリック・シアター
スタッフ
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作吉高寿男
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構成・演出三宅裕司