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ハンナ・アーレント

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ハンナ・アーレント

ナチス戦犯の罪を問う裁判の傍聴体験をもとに独自の論考を発表し、大きな波紋を呼んだドイツ系亡命ユダヤ人女性哲学者、H・アーレントの毅然たる姿を描いた秀作ドラマ。

1906年、ドイツに生まれ育つも、ナチスの台頭とともに国外へと亡命。戦後はアメリカの地でナチズムや全体主義に関する批判的考察を繰り広げた20世紀随一の女性哲学者アーレント。1961年にナチスの重要戦犯の公開裁判が行なわれた際には、その傍聴体験をもとに独自の論考を発表し、一躍大きな社会的反響を呼んだ。本作は、彼女が自らの信念のもと、不屈の人生を貫くさまをM・V・トロッタ監督&主演B・スコヴァの名コンビで映画化。本国のみならず欧米や日本でも異例のヒットを記録し、高い評価を受けた。

ハンナ・アーレント

ナチス戦犯の罪を問う裁判の傍聴体験をもとに独自の論考を発表し、大きな波紋を呼んだドイツ系亡命ユダヤ人女性哲学者、H・アーレントの毅然たる姿を描いた秀作ドラマ。

1961年、イスラエルの地で行なわれた、ナチスの重要戦犯アイヒマンの罪を問う公開裁判。第2次世界大戦中、数百万ものユダヤ人を強制収容所へ移送する最高責任者だった彼に対し、世界中の敵意と非難の視線が集中する中、アイヒマンは、自分はあくまで上からの命令に従っただけと淡々と抗弁。これを傍聴したアーレントは、「悪の陳腐さについての報告」と題する独自の論考を発表。それが一躍大きな社会的反響を呼ぶこととなる。

作品データ

  • 原題/Hannah Arendt
  • 制作年/2012
  • 制作国/ドイツ
  • 内容時間(字幕版)/114分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
ハンナ・アーレント バルバラ・スコヴァ
ハインリヒ・ブリュッヒャー アクセル・ミルベルク
メアリー・マッカーシー ジャネット・マクティア
ロッテ・ケーラー ユリア・イェンチ
ハンス・ヨナス ウルリッヒ・ヌーテン

スタッフ

  • 監督
    マルガレーテ・フォン・トロッタ
  • 製作
    ベティーナ・ブロケンパー
  • 製作
    ヨハネス・レクシン
  • 脚本
    パム・カッツ
  • 脚本
    マルガレーテ・フォン・トロッタ
  • 撮影
    カロリーヌ・シャンプティエ
  • 音楽
    アンドレ・メルゲンターラー

ユーザーレビュー

現在、6件のレビューが登録されています。

  • 根源

    • ★★★★☆
    • newmorning
    • 2015/06/10 19:34

    色々考えさせられ見応えのある作品でした。アイヒマンの実映像を使うことにより、ハンナの訴える事がより明確に伝わるし、世が世なら自分もアイヒマンと同じ立場になる可能 続きを読む

  • 愚かという罪

    • ★★★★★
    • よいこままちゃん
    • 2015/03/24 01:47

    愚かな者の仕業で600万人もの命が奪われることがあり得るということ、私たちもその場に立てば愚かな者になり得るということ、そのことを肝に銘じないと、同じことを繰り 続きを読む

  • ハンナ・アーレント

    • ★★★☆☆
    • ざつ
    • 2015/02/17 11:30

    ずいぶん話題になったし、岩波ホールでは連日満員になったとか…
    映画を見て、彼女が何をした人なのかは分かったが、とても難しくて、疲れてしまった。
    歴史を知って
    続きを読む

  • 悪の凡庸さ

    • ★★★★★
    • hero come on
    • 2015/02/04 16:19

    …あらすじ、感想ともにmis@さんと全く同じです。
      …『今日は早々に吸うけど許してね』、と先ずは煙草を吸い、10分近くに及ぶ講義のシーンでは圧倒的な説得力
    続きを読む

  • \*\ 思考の風よ、吹け! /*/

    • ★★★★★
    • mis@
    • 2015/01/29 16:56


    内容は番組紹介/解説 および先のレビュー主様の記載にあるとおりです。 すり鉢状の教室で学生達を前に講義を行なうラスト間近のシーンに、ハンナが己の一生に費やし
    続きを読む

  • 世界最大の悪は、平凡な人間が行う悪

    • ★★★★☆
    • ロンチャン
    • 2015/01/28 16:27

    難しい、そして考えさせられる作品だった。大量のユダヤ人を粛々とガス室に送ったアイヒマン。彼はいわゆる残虐非道の極悪人では無かった。そして大量殺戮の非人間的な行為 続きを読む

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