
神への信仰心と自らの無力感との間で引き裂かれ、苦悩する神父の姿をM・ピアラ監督が衝撃的に描き、賛否両論の末、第40回カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた問題作。
敬虔な田舎司祭のドニサンは、神を熱く信奉し、時に自らをムチ打つという苦行を積み重ねる一方で、はたして自分が真の聖職者にふさわしいかどうか、自問自答をする毎日。あるとき、彼は夜道をひとりで歩いている途中、馬商人の姿に変身した悪魔と出会い、彼から危うく誘惑されそうになる。その試練に耐えた後、ドニサンは、愛人関係にあった侯爵を殺害した16歳の不良少女ムシェットと出会い、罪深き彼女を救おうとするのだが…。作品データ
- 原題/Sous le soleil de Satan
- 制作年/1987
- 制作国/フランス
- 内容時間(字幕版)/98分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第40回(1987)カンヌ国際映画祭パルムドール
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
ドニサン | ジェラール・ドパルデュー |
ムシェット | サンドリーヌ・ボネール |
スグレ神父 | モーリス・ピアラ |
カディニャン | アラン・アルキュール |
馬商人 | ジャン=クリストフ・ブーヴェ |
スタッフ
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監督モーリス・ピアラ
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製作ダニエル・トスカン・ドゥ・プランティエ
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脚本シルヴィ・ダントン
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脚本モーリス・ピアラ
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撮影ウィリー・クラント
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音楽アンリ・デュティエ