
広島で出会った日本人男性との行きずりの恋を通してフランス人女性の脳裏によみがえる戦争の忌まわしい記憶。監督A・レネ×脚本M・デュラス、日仏合作による異色の名作。
ホテルの一室で、1組の男女が抱き合いながら話を交わす。女は、映画の撮影のため、広島を訪れたフランス人女優。男は日本人の建築技師。2人は、この地で出会い、行きずりの一夜を過ごしていた。「私は広島で何もかも見た」とつぶやく女に対し、男は「いいや、君は何も見ちゃいない」とそれを否定する。翌日、撮影の合間に2人は対話を再開し、女の脳裏に、先の第2次世界大戦中、敵国のドイツ人と恋していた記憶がよみがえる。作品データ
- 原題/Hiroshima, mon amour
- 制作年/1959
- 制作国/フランス/日本
- 内容時間(字幕版)/91分
- ジャンル/ラブロマンス/青春
受賞歴
- 第12回(1959)カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞
- 第12回(1959)カンヌ国際映画祭映画テレビ作家協会賞
出演
役名 | 役者名 |
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彼女 | エマニュエル・リヴァ |
彼 | 岡田英次 |
ドイツ兵 | ベルナール・フレッソン |
母 | ステラ・ダラス |
父 | ピエール・バルボー |
スタッフ
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監督アラン・レネ
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製作サミー・アルフォン
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製作永田雅一
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脚本マルグリット・デュラス
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撮影サッシャ・ヴィエルニー
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撮影高橋通夫
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音楽ジョヴァンニ・フスコ
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音楽ジョルジュ・ドルリュー