
2003年に解散した後も絶大な人気を誇るミッシェル・ガン・エレファント。最後の一瞬まで激しく駆け抜けた彼らの10月11日のラストライブとその舞台裏を追う。
2003年10月11日。ミッシェル・ガン・エレファントのラスト・ツアー『LAST HEAVEN TOUR』の最終日、ミッシェルの歴史に幕が下りた日。会場の幕張メッセに約3万7000人を動員したという、この日のライブはもはや“伝説”と化しているが、その一部始終を収録したドキュメンタリー映画を放送する。千葉・幕張メッセはライブハウスと呼ぶにはあまりにも巨大な空間だが、1曲目の「ドロップ」が始まった瞬間から、まさしくそこはミッシェルとファンの熱気でスパーク寸前のライブ小屋の様相を呈する。過度な装飾もなく演奏のみで観客を引っ張っていく姿は時空を超えて、当時の空気を再現してくれる。メジャー・デビュー以降の彼らを追いかけたさまざまな映像もインサートされ、“ロック・バンド”ミッシェル・ガン・エレファントの真の姿を浮き彫りにしていく。10年前の熱さとまぶしさが今なお色あせていないことを確認してほしい。
出演
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(チバユウスケ、アベフトシ、ウエノコウジ、クハラカズユキ)
スタッフ
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監督番場秀一
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企画能野哲彦
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プロデューサー西村信次郎
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プロデューサー千葉広二
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編集茶圓一郎