映画

スプリング・ブレイカーズ

“スプリング・ブレイク（春休み）”にリゾート地でやりたい放題し放題に暴走する美少女４人組を、鬼才Ｈ・コリン監督が独自の感覚を全開させて描いた衝撃の青春ムービー。

少年少女のリアルな群像を描いた「KIDS／キッズ」で脚本を担当したコリンが、本作ではリゾート地で銃を持って暴走する少女たちをあえてリアリティー無視で描いた、独自の美学が印象的。J・フランコ（「スパイダーマン」シリーズ）によって繰り返されるナレーション、“スプリング・ブレイク・フォーエバー（春休みよ永遠に）”にもコリン監督の“青春よ永遠に”というメッセージが込められたかのようで、いい意味で振り切れている。V・ハジェンズ、S・ゴメスら若手美人女優たちがビキニ姿で見せた熱演も見もの。