
当時日本の若者文化の主要拠点だった1960年代末の新宿の街に大島渚監督がカメラを持ち込み、虚構と現実を混ぜ合わせながら、時代の空気を鮮やかにすくい取った異色作。
1968年夏、土曜午後5時半。新宿にある紀伊國屋書店で、ひとりの青年が本を万引きしようとして若い女店員に捕まり、岡ノ上鳥男と鈴木ウメ子は知り合う。翌日も同じようなことが繰り返された後、肉体的にも結ばれた2人は、新宿の街をあちこちさまよい、異色の性科学者・高橋鐡の講義を一緒に聞いたり、花園神社で開催中だった状況劇場の芝居に飛び入りで参加したりして、さまざまな不思議な出会いと体験を積み重ねていく。作品データ
- 制作年/1969
- 制作国/日本
- 内容時間/96分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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岡ノ上鳥男と名のる青年 | 横尾忠則 |
鈴木ウメ子と呼ばれる女 | 横山リエ |
本人 | 田辺茂一 |
本人 | 高橋鐡 |
本人 | 佐藤慶 |
本人 | 渡辺文雄 |
本人 | 唐十郎 |
本人 | 李礼仙 |
スタッフ
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監督大島渚
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製作中島正幸
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脚本田村孟
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脚本佐々木守
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脚本大島渚ほか
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撮影吉岡康弘
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撮影仙元誠三