ここ数年世界の表舞台から姿を消していた韓国の鬼才キム・ギドク監督が、長い沈黙を破って自らの思いのたけをカメラに向かってぶちまけた、異色のセルフドキュメンタリー。
雪深い粗末な山小屋で、わびしい独居生活を送るひとりの中年男。彼の正体は、ほかならぬキム・ギドク。1996年の監督デビュー以来、ほぼ1年に1本のペースで次々と話題作を発表し、国際的に高い名声を築いてきた彼だが、2008年、「悲夢」の撮影中、ひとりの女優が危うく命を落としかける不慮の事故が発生。それに深い衝撃を受けた彼は、以後、世界の表舞台からふっつり姿を消し、ここで隠遁生活を送っていたのだった…。作品データ
- 原題/Arirang
- 制作年/2011
- 制作国/韓国
- 内容時間(字幕版)/92分
- ジャンル/ドキュメンタリー
受賞歴
- 第64回(2011)カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ
出演
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キム・ギドク
スタッフ
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監督キム・ギドク
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製作キム・ギドク
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脚本キム・ギドク
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撮影キム・ギドク