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バニシング IN TURBO

ラスベガスで結婚しようと決めたカップルが車で逃亡の旅へ。“Ｂ級映画の帝王”Ｒ・コーマンが製作総指揮し、後の大物Ｒ・ハワードが長編監督デビューを飾った痛快な佳作！

以前から映画監督になろうと目指していたハワードはTV「ハッピーデイズ」などで知られるアイドル俳優だった当時、別の作品にも主演すると“B級映画の帝王”コーマンに約束しつつ、本作で長編映画を初監督。物語的には他愛のないB級カーアクションコメディながら、そこかしこにある見せ場を時にユーモラスに、時に迫力満点に演出。後に「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞の作品賞と監督賞を制するに至るまでの布石を本作で示した。同世代でやはり売れっ子監督となるJ・ダンテが編集を務めたのも要注目。