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生中継!舞台「悼む人」

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生中継!舞台「悼む人」

人気作家・天童荒太の直木賞受賞小説「悼む人」。堤 幸彦演出、向井理・小西真奈美はじめ豪華キャスト陣を迎えて完全舞台化。日本中を包み込む“至高の愛の物語”。

作家・天童荒太が7年の歳月をかけて執筆した、第140回直木賞受賞作「悼む人」を舞台化。北海道から九州まで、全国11カ所で展開されたステージの千秋楽を生中継する。人が亡くなった場所を訪れ、その死を悼むために日本中を旅する青年と、彼と接することで大切なものを認識し、自らと向き合う人々を描く感動作だ。演出はドラマ「ケイゾク」や映画「20世紀少年」シリーズで知られる堤 幸彦。脚本は大河ドラマ「風林火山」などを手掛けた大森寿美男が担当する。

生中継!舞台「悼む人」

人気作家・天童荒太の直木賞受賞小説「悼む人」。堤 幸彦演出、向井理・小西真奈美はじめ豪華キャスト陣を迎えて完全舞台化。日本中を包み込む“至高の愛の物語”。

向井理が演じる静人の、故人を悼むひたむきな姿が心を打つ。また小西真奈美は、罪を犯した女性の役に加え、その夫としての出演もあり、男女をめまぐるしく熱演。ほか、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭とキャストは5人。映像を駆使した演出の中、生と死、愛、そして罪と赦しをテーマとした、濃密なやり取りが繰り広げられていく。ラストに現れる印象的なセットも圧巻。深く人の心にしみる斬新な舞台だ。
人が亡くなった場所でその人を“悼む”ために、日本中を放浪する青年・静人(向井理)。ある日、取材の途中で静人と出会った週刊誌記者の蒔野(手塚とおる)は、その考え・行動が理解できず彼を否定する。そんな折、父親の死期が近いことを聞いた蒔野は、かつて自分を捨て、憎み続けてきた父親への反発から心を乱していく。
一方、末期ガンを患う静人の母・巡子(伊藤蘭)は、病院を退院し、在宅治療に切り替えることを決意。別れた恋人の子どもを身ごもる静人の妹・美汐(真野恵里菜)とともに息子の帰りを静かに待っていた。そんな中、悼みを行なう静人の前に倖世(小西真奈美)という若い女性が現れる。愛するあまり夫を殺害し、刑期を終えたばかりの彼女は静人に興味を覚え、旅に同行し始める。そしてある夜、倖世は自分が犯した罪を静人に明かす。

出演

  • 向井理
  • 小西真奈美
  • 手塚とおる
  • 真野恵里菜
  • 伊藤蘭

スタッフ

  • 原作
    天童荒太
  • 演出
    堤 幸彦
  • 脚本
    大森寿美男
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