映画

嫉妬

「美しき諍い女」のＥ・ベアールと「ベティ・ブルー／愛と激情の日々」のＢ・ダル。フランス映画界の２大ミューズが同性愛の恋人同士を演じた本邦初紹介の話題の注目作。

2000年、自作小説「ベーゼ・モア」を共同監督のひとりとして自ら映画化し、その過激な内容で物議を醸した、フランスのお騒がせ女性作家・映画監督のV・デパント。元パンク少女で同性愛者であることをカミングアウトしている彼女が、今回はベアール＆ダルという2人の人気フランス女優を主役に迎えて、またもや自作小説を本人の手で映画化。10代の反抗期に運命的に出会って意気投合した2人の少女が、それから20数年後、久々の再会を果たし、お互いの愛情を再燃させるさまを、奔放なタッチでワイルドに描く。