映画

復讐捜査線

「リーサル・ウェポン」シリーズのＭ・ギブソンが、巨大電力会社の陰謀と戦う主人公に扮した、社会派アクション。監督は「００７／カジノ・ロワイヤル」のＭ・キャンベル。

「マッドマックス」「リーサル・ウェポン」の両シリーズで人気タフガイ男優という評価を得た“メルギブ”だが、TV「刑事ロニー・クレイブン」をリメイクした本作では、ある秘密を隠そうとする電力会社という、巨悪と戦う主人公を熱演。最近は問題発言やゴシップが多いギブソンだが、物語のクライマックスが近づくにつれて悪への闘志に目覚めていく主人公をカッコよく好演。原作ドラマや“007”シリーズ「〜ゴールデンアイ」「〜カジノ・ロワイヤル」を手がけた、キャンベル監督のシャープな活劇センスも光る。