映画

星よ嘆くな　勝利の男

当時の日活が“第２の石原裕次郎”として売り出しを図っていた初期の渡哲也が、「嵐を呼ぶ男」に次いで裕次郎の出世作の１本「勝利者」のリメイクに挑んだボクシング映画。

当時デビューしてまだ間もない渡哲也を “第2の石原裕次郎”として懸命に売り出そうとしていた日活が、「嵐を呼ぶ男」に続いて、同じく裕次郎の出世作のひとつである「勝利者」のリメイクに渡を起用。オリンピックで金メダルを取って将来を有望視されながら、その後プロの道へ進むのを嫌っていた主人公が、元プロボクサーに熱心に口説かれ、ついにチャンピオンの座を目指すという話で、前作では三橋達也が演じた元ボクサーをここでは二谷英明が好演。他に、浅丘ルリ子や、当時は太田雅子名義の梶芽衣子らが共演。