
百万両の宝のありかを秘めたこけ猿の壺をめぐって息詰まる争奪戦が展開。林不忘が生み出した隻眼隻手の怪剣士・丹下左膳を、大友柳太朗が明るく豪快に演じた痛快時代劇。
時は享保。幕府から日光東照宮の改修奉行の大役を任ぜられた貧乏大名たる柳生藩の当主・対馬守は、その費用をどう捻出すべきかと大弱り。実は当家には百万両もの隠し財産があると知らされ、対馬守は喜ぶが、その宝のありかを秘めたこけ猿の壺は、対馬守の弟・源三郎が江戸の司馬道場の娘・萩乃へ婿入りする際の引き出物として、既に彼に譲り渡してしまった後だった。その壺がめぐりめぐって、素浪人・丹下左膳の手に渡り…。作品データ
- 制作年/1958
- 制作国/日本
- 内容時間/100分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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丹下左膳 | 大友柳太朗 |
柳生源三郎 | 大川橋蔵 |
萩乃 | 美空ひばり |
将軍吉宗 | 東千代之介 |
大岡越前守 | 月形龍之介 |
蒲生泰軒 | 大河内傳次郎 |
柳生対馬守 | 三島雅夫 |
スタッフ
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監督松田定次
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製作大川博
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脚本中山文夫
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撮影川崎新太郎
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音楽深井史郎