
人類史上初となる有人宇宙飛行のロケット打ち上げを目前に控えた、ソ連の宇宙飛行計画の専従医の苦悩を鮮烈に描き、第65回ヴェネチア国際映画祭監督賞などに輝いた力作。
1961年。米ソ両大国が人類史上初となる有人宇宙飛行計画にしのぎを削るなか、ソ連の宇宙飛行士たちの健康管理の責任者に任命された医者のダニエル。国家の発展と名誉のため、自らの生命を賭して訓練に励む若者たちをすぐそばで見守るダニエルの心の不安と恐怖は募るばかり。遂にある日、恐れていたアクシデントが起きて、圧力実験室に入ったひとりの飛行士が焼死。そのさまを目の当たりにしたダニエルは心神耗弱状態に陥る。作品データ
- 原題/Bumazhnyy Soldat
- 制作年/2008
- 制作国/ロシア
- 内容時間(字幕版)/119分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第65回(2008)ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)
- 第65回(2008)ヴェネチア国際映画祭金のオゼッラ賞(技術貢献賞)
出演
役名 | 役者名 |
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ニーナ | チュルパン・ハマートヴァ |
ダニエル | メラーブ・ニニッゼ |
ヴェラ | アナスタシア・シェヴェレヴァ |
スタッフ
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監督アレクセイ・ゲルマン・ジュニア
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製作セルゲイ・シュマコフ
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脚本アレクセイ・ゲルマン・ジュニア
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脚本ウラジミール・アルコーシャ
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脚本ユリア・ギレゾロヴァ
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撮影マクシム・ドロゾフ
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撮影アリシャー・カモドコジャエフ