かつて一緒に殴り込みに参加した渡世人2人の運命が明暗分かれることに。博奕渡世に生きるやくざの哀歓を鮮やかに描いた、鶴田浩二主演の「博奕打ち」シリーズの第5作。
大正末。矢島組に草鞋を脱いだ渡世人の小嵐幸次郎と三浦吉五郎は、一宿一飯の義理から、組の出入りに助っ人として参加。殴り込みの際、幸次郎を救って重傷を負った吉五郎は病院に担ぎ込まれ、一方、幸次郎はすべての罪を被って警察に自首するが、この出入りはちまたで評判を呼び、幸次郎の名ばかりが喧伝されることに。出獄後、幸次郎は、吉五郎の行方を捜して回り、名を変えてひっそりと生きる彼の姿を見いだして胸を打たれる。作品データ
- 制作年/1968
- 制作国/日本
- 内容時間/89分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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小嵐幸次郎 | 鶴田浩二 |
三浦吉五郎 | 加東大介 |
お珠 | 松尾嘉代 |
石田太三郎 | 待田京介 |
木戸源太郎 | 石山健二郎 |
江川益男 | 名和宏 |
金井長五郎 | 河津清三郎 |
スタッフ
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監督小沢茂弘
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企画俊藤浩滋
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企画橋本慶一
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脚本笠原和夫
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撮影赤塚滋
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音楽津島利章