音楽

パール・ジャム 20

ニルヴァーナと時代をニ分した孤高のロック・バンド、パール・ジャム。デビュー２０年を記念した、アカデミー賞脚本賞受賞キャメロン・クロウ監督によるドキュメンタリー。

ロックの歴史を語るうえで外すことのできないムーブメントの一つに“グランジ・ロック”の登場がある。その代表格がニルヴァーナである。そして、“グランジ・ロック”の中でも、当時の“ジェネレーションX”の苦悩の代弁者と評されたのが、パール・ジャムだ。耳当たりのいい軽快で、きらびやかなサウンドとは一線を画す、シリアスかつメッセージ性に富んだ彼らの音楽は、若い世代から爆発的な支持を獲得。デビューから20年を経た今も、不動の人気を保持し続けている。
そんなパール・ジャムの歴史が収められたドキュメンタリー映画『PEARL JAM TWENTY』がWOWOWでオンエア。監督はパール・ジャムとも深い友好関係にあるキャメロン・クロウ（『あの頃ペニー・レインと』でアカデミー賞脚本賞受賞）。デビュー以来、積極的なメディア露出を避けてきたパール・ジャムの素顔を知ることができる、貴重な作品である。