映画

人生劇場　続飛車角

東映任侠映画路線の先駆けとなった前作「人生劇場　飛車角」の大ヒットを受け、矢継ぎ早に作られたその続編。前作の物語から4年後、再び切ない愛憎劇が展開されることに。

尾崎士郎原作の名作をもとに、義理と人情の板挟みとなった侠客の主人公・飛車角の苦悩を切なく描いて一躍評判を呼び、大ヒット。以後、約10年にわたる東映任侠映画路線の先駆けとなった「人生劇場　飛車角」の続編。今回は、前作の物語から4年後、刑務所での務めを終えて出所した飛車角が、自分の前から姿を消した愛するおとよの代わりに、彼女と瓜二つの女性と出会うことから、新たなドラマがスタート。前作同様、主人公の飛車角を鶴田浩二が演じる一方、今回は佐久間良子が一人二役で熱演を披露。