
芸術家・横尾忠則の創作活動に密着し、発想から完成までを完全ドキュメントする。何に触発され、作品の形となるのか、彼の心境をツイッターを通してたどる。
今や世界中で使われている「Twitter」。そのユーザーの中で、ひと際異彩を放つ人物がいる。日本を中心に1960年代から常に時代をリードしてきた芸術家・横尾忠則である。時に哲学的であり、時にユーモアに溢れるその“つぶやき”には高い注目が集まっている。そしてそこには、普段あまり見ることのできない芸術家の思考回路を見て取ることができる。そんな横尾が、また新しいテーマの作品創作にとりかかるという。2011年で75歳を迎えたが、決してひとつの場所に安住せず、次の新しいものを生み出そうとする横尾忠則。番組は横尾忠則の創作活動に密着し、発想から完成するまでを完全に追う。創作の過程で彼は何を感じ、何に触発され、どう作品になっていくのか。その心境も、Twitterでの“つぶやき”を通してたどる。昭和の時代から輝き続ける最後の巨人、横尾忠則の思考回路と、創作を追う貴重な記録である。
出演
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横尾忠則