
大自然が生み出した、赤、緑、青の「3原色の海」。世界に点在するそれらの海を水中や空中から同時刻に撮影。そのメカニズムを解き、海からのメッセージを読み解く。
オーストラリア・タスマニア島の真っ赤に染まる海。西オーストラリア・シャーク湾の一面真緑色の海。プエルトリコ・ビエケス島の青白く輝く海。母なる惑星地球には、人工的に作られた光の3原色をはるかに凌ぐ大自然によって生み出された、驚くほどに純粋な「3原色の海」が存在する。赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)、この「3原色の海」は地球誕生45億年前からずっとずっとそこにある、いわば「太古の海」。赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)から成る「光の3原色」。実は、地上には大自然が生み出した、驚くほど純粋な3原色の海が存在する。これらは地球誕生の45億年前からある太古の海なのだ。番組ではオーストラリア、プエルトリコをめぐり、そのメカニズムを解明すると共に、変わらぬ色を湛えた海を通じて、地球の未来を考えていく。
番組では、この不思議な「3原色の海」を巡り、水中、空中様々な角度から、最新の撮影技術で、同じ日の同じ時刻に取材。なぜこんな色に見えるのか、そのメカニズムを解明するとともに、そこに暮らす人々の姿、海とのかかわりを紹介する。地球の未来はどうなるのか、今後私たちはどう生きていくべきなのか、太古から地球の営みを見守り続けてきた「3原色の海」が私たちに語りかけるメッセージとは?