音楽

ジョン・レノン　スウィート・トロント

世界の音楽シーンに偉大な功績を残したジョン・レノンが逝去してから約30年。ジョンをしのび、ビートルズ末期の1969年のライブとドキュメンタリーを放送する。

　1980年12月8日、世界が悲しみにくれたあの日からちょうど30年。凶弾に倒れたロック・レジェンド、ジョン・レノンを偲び、ビートルズ末期である1969年の彼の姿を捉えたライブとドキュメンタリーを併せて放送する。
　ライブ「ジョン・レノン スウィート・トロント」は、1969年9月13日、カナダのトロントで行われたイベント「ロックンロール・リバイバル」での演奏。コンサートの前日、急遽主催者からオファーを受けたジョンとヨーコは、プラスティック・オノ・バンドとして参加。リハーサル時間が全く取れず、会場に向かう飛行機の中でメンバーが知っている曲を探し、リハーサルを行ったうえで出演しているため、貴重なカバー曲の演奏が半分を占める。「冷たい七面鳥（Cold Turkey）」はこれが初演であり、この数週間後にレコーディングされてシングルとして発売されている。バックは、クラウス・フォアマン（ベース）、アラン・ホワイト（ドラム）、エリック・クラプトン（ギター）が務めている。