映画
熊座の淡き星影

現在、放送予定はありません。
熊座の淡き星影

イタリアの名匠L・ヴィスコンティ監督がギリシャ悲劇「エレクトラ」を下敷きに姉弟の禁断の愛を描き、第26回ヴェネチア国際映画祭でみごと金獅子賞に輝いた心理ドラマ。

国際的なスターが豪華に顔をそろえたカラーの大作時代絵巻「山猫」から一転して、同作のC・カルディナーレと「昼顔」のJ・ソレル扮する姉弟が禁じられた関係を思わせるムードを色濃く漂わせながら息詰まる愛憎劇を繰り広げる様子を、ヴィスコンティ監督が深い陰影に富んだモノクロ映像でスリリングに描写。印象的な題名は19世紀イタリアの詩人ジャコモ・レオパルディの詩の一節から採られたもの。全編で効果的に使われる音楽は、近代フランス音楽の父セザール・フランクのピアノ曲「前奏曲、コラールとフーガ」。

熊座の淡き星影

イタリアの名匠L・ヴィスコンティ監督がギリシャ悲劇「エレクトラ」を下敷きに姉弟の禁断の愛を描き、第26回ヴェネチア国際映画祭でみごと金獅子賞に輝いた心理ドラマ。

若くて気品のあるイタリア人女性のサンドラが、生まれ故郷である北イタリア、トスカーナ地方の小都市ヴォルテッラに、最近結婚したばかりのアメリカ人の夫アンドリューを伴って久々に帰還。実家の古めかしい広壮な邸宅にたどり着いた彼女は、夜の庭園で、弟のジャンニと劇的な再会を果たす。サンドラとジャンニの何やらただならぬ親密な様子を目の当たりにしたアンドリューは、すっかり戸惑い、次第にある疑念を抱くようになる。

作品データ

  • 原題/Vaghe stelle dell'Orsa...
  • 制作年/1965
  • 制作国/イタリア
  • 内容時間(字幕版)/101分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第26回(1965)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞「ルキノ・ヴィスコンティ 」

出演

役名 役者名
サンドラ クラウディア・カルディナーレ
ジャンニ ジャン・ソレル
アンドリュー マイケル・クレイグ
コリンナ マリー・ベル
アントニオ レンツォ・リッチ

スタッフ

  • 監督
    ルキノ・ヴィスコンティ
  • 製作
    フランコ・クリスタルディ
  • 脚本
    ルキノ・ヴィスコンティ
  • 脚本
    スーゾ・チェッキ・ダミーコ
  • 脚本
    エンリコ・メディオーリ
  • 撮影
    アルマンド・ナンヌッツィ

ユーザーレビュー

現在、3件のレビューが登録されています。

  • クラウディア・カルディナーデ!

    • ★★★★★
    • クロエ4477
    • 2013/05/20 10:34

    如何にもヴィスコンティが取り上げるようなテーマの作品ですが、この作品、自分が言語で理解できればと思うほど、セリフの量が多いんですよね。姉と弟の禁断の愛、それを許 続きを読む

  • ピアノを連弾するシーンは鳥肌もの

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2012/09/26 13:45

    …最初は、クラウディア・カルディナーレの眉の濃さと眼の廻りの化粧に戸惑いを覚えたが、そんなイメージはスト−リーが展開するうちに直ぐに忘れ、姉と弟との関係の妖しさ 続きを読む

  • ネタバレ封印した愛が目覚めるとき

    • ★★★★☆
    • mis@
    • 2012/09/06 15:01

    このレビューはネタばれのため本文を表示していません。 本文を見る

ログインしてレビューを投稿する

閉じる

番組で使用されているアイコンについて

初回放送
新番組
最終回
生放送
アップコンバートではない4K番組
4K-HDR番組
二カ国語版放送
吹替版放送
字幕版放送
字幕放送
ノンスクランブル(無料放送)
  
5.1chサラウンド放送
5.1chサラウンド放送(副音声含む)
オンデマンドでの同時配信
オンデマンドでの同時配信対象外
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの