映画

エレクション　死の報復

香港黒社会の頂点に立つ会長は、ある選挙で選ばれる。その熾烈な権力争いをＪ・トー監督がスリル満点に描いた「エレクション」の続編である本邦劇場未公開の香港ノワール。

「エレクション」の続編として2006年に製作され、カンヌ他の国際映画祭でも前作と同様、各国の映画ファンたちの熱い支持を獲得。同年、第7回東京フィルメックスで日本にも初紹介されたものの、その後惜しくも劇場未公開に終わった注目の一作がこれ。前作から2年後、またも黒社会の会長選挙の時節が到来する中、トップの座を明け渡そうとせず、掟破りの再選を目論む現会長とその奪取をめざす候補者たちの間で、再び血で血を洗う壮絶な死闘が繰り広げられることに。前作に続き、S・ヤム、L・クーらが出演。