
戦前から幾度となく映画化され、とりわけ大河内傳次郎の会心の当たり役として知られた痛快時代劇を、戦後最初に、バンツマこと阪東妻三郎の主演で再映画化した娯楽時代劇。
8代将軍・徳川吉宗の時代。伊賀の柳生藩は、日光東照宮の改修工事の大任を命ぜられたものの、おりから藩は財政が逼迫していて大弱り。さしもの一大事の時を考え、実は100万両もの藩の隠し金のありかを記した地図を、こけ猿の壺に秘匿してある、との長老の言葉に殿様は喜ぶが、なんとその壺は、近々江戸の司馬道場のもとへ婿入りする弟に引出物として与えたばかりだった。かくして、一同はその壺のあとを追うのだったが……。作品データ
- 制作年/1952
- 制作国/日本
- 内容時間/92分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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丹下左膳 | 阪東妻三郎 |
櫛巻お藤 | 淡島千景 |
柳生源三郎 | 高田浩吉 |
萩乃 | 喜多川千鶴 |
お蓮 | 村田知栄子 |
つづみの与吉 | 三井弘次 |
ちょび安 | かつら五郎 |
スタッフ
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監督松田定次
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製作小倉浩一郎
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脚本菊島隆三
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脚本成沢昌茂
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撮影川崎新太郎
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音楽深井史郎