R・ブレッソン監督が「田舎司祭の日記」に次いで、フランスのカトリック作家G・ベルナノスの原作を映画化。薄幸な1人の少女の寄る辺なき彷徨を冷徹な眼差しで見つめる。
フランスの片田舎で暮らす14歳の少女ムシェットは、病床に伏した母親やアルコール依存症でまともに働く気力もない父親、そして乳呑み児の世話に追われ、学校でも友達がおらず、孤独でつらい日常生活を送る毎日。ある日、学校からの帰り道、森の奥深くへ足を踏み入れた彼女は道に迷い、密猟者のアルセーヌと出会う。彼は密猟を監視する森番の男と争った末に相手を殺してしまったとムシェットに驚くべき告白をした上、さらには……。作品データ
- 原題/Mouchette
- 制作年/1967
- 制作国/フランス
- 内容時間(字幕版)/81分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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ムシェット | ナディーヌ・ノルティエ |
ムシェットの父 | ポール・エベール |
ムシェットの母 | マリー・カルディナール |
アルセーヌ | ジャン=クロード・ギルベール |
マチュー | ジャン・ヴィムネ |
スタッフ
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監督ロベール・ブレッソン
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製作アナトール・ドーマン
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脚本ロベール・ブレッソン
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撮影ギラン・クロケ
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音楽ジャン・ヴィエネール