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バルタザールどこへ行く

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バルタザールどこへ行く

バルタザールという名の無垢なロバがたどる苛酷な生涯を、1人の少女の悲痛な運命と重ね合わせながら、R・ブレッソン監督が独自のスタイルで気高く描き出した異色の傑作。

ブレッソン監督が、なんと1頭のロバを物語の狂言回し的な主人公に据え、さまざまな人の手を経て悲しい運命を辿るその生涯を彼独自のスタイルで描き出した、映画史上他に例を見ない異色の傑作。ヒロインの少女役に抜擢されたのは、高名な作家フランソワ・モーリアックを祖父に持ち、後にジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻となる(ただし後に離婚)A・ヴィアゼムスキー。本作製作時の意外な舞台裏を彼女自身が綴った小説が2010年邦訳出版され、映画ファンの間で大きな話題を呼んだのも記憶に新しいところ。

バルタザールどこへ行く

バルタザールという名の無垢なロバがたどる苛酷な生涯を、1人の少女の悲痛な運命と重ね合わせながら、R・ブレッソン監督が独自のスタイルで気高く描き出した異色の傑作。

ピレネーの小村でロバの子が生まれ、それをもらい受けた農園主の息子ジャックと、その幼なじみのマリーの立ち会いのもと、バルタザールと名づけられ、2人に可愛がられて育つ。やがてジャックの一家は、農園をマリーの一家の手に託して転居し、バルタザールもよそへ引き取られる。それから10年後、鍛冶屋で酷使されていたバルタザールが、あるとき逃げ出してたどり着いた先は、いまや年頃の娘となったマリーの住む元の農園だった。

作品データ

  • 原題/Au Hasard Balthazar
  • 制作年/1966
  • 制作国/フランス/スウェーデン
  • 内容時間(字幕版)/96分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
マリー アンヌ・ヴィアゼムスキー
ジャック ヴァルテル・グレーン
ジェラール フランソワ・ラファルジュ
マリーの父 フィリップ・アスラン
商人 ピエール・クロソウスキー

スタッフ

  • 監督
    ロベール・ブレッソン
  • 製作
    アナトール・ドーマン
  • 製作
    マグ・ボダール
  • 脚本
    ロベール・ブレッソン
  • 撮影
    ギラン・クロケ
  • 音楽
    ジャン・ヴィエネール

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