花作りの名人にして人並み外れた健脚を持ち、居合いの達人でもある個性豊かな主人公。彼がたどる数奇な運命を、三隅研次監督&市川雷蔵の名コンビが鮮烈に描く異色時代劇。
信州1万3千石の藩中に、斑平という青年がいた。彼の母親は、藩主・海野正信の母親まきの方に仕えた侍女だったが、まきの方は他界。彼女が寵愛した雄犬を譲り受けた斑平の母親も、斑平を生んだ後に逝去。斑平はそのため、周囲から“犬っ子”の異名で蔑まれて育つはめになった。成人した斑平は花作りの才能、そしていだてんの快足ぶりが認められて藩主・正信から取りたてられ、さらに居合い術を学んで、剣の才能を開花させていく。作品データ
- 制作年/1965
- 制作国/日本
- 内容時間/83分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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斑平 | 市川雷蔵 |
お咲 | 姿美千子 |
神部菊馬 | 佐藤慶 |
虚無僧 | 五味龍太郎 |
海野正信 | 戸浦六宏 |
醍醐弥一郎 | 内田朝雄 |
スタッフ
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監督三隅研次
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脚本星川清司
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撮影牧浦地志
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音楽鏑木創