映画

打倒（ノック・ダウン）

ボクシングジムの会長に口説き落とされ、プロボクサーとしてチャンピオンになろうと目指す青年を、“和製ジェームズ・ディーン”こと赤木圭一郎が熱演したスポ根ドラマ。

石原裕次郎、小林旭に次ぐ、日活“第三の男”として将来を嘱望されながら、わずか21歳でゴーカート事故によって不慮の急死を遂げた伝説的スター、赤木圭一郎。彼が「勝利者」などの大物・石原、「俺は挑戦する」の小林、「百万弗を叩き出せ」の和田浩治、「星よ嘆くな　勝利の男」の渡哲也などなど、日活の男性スターなら誰もが一度は経験してきた、ボクシング映画の主役にここで挑戦。歴代のスターたちの中でもひときわ熱のこもった、迫真のファイト・シーンを披露してみせた。