映画

クイール

ベストセラーノンフィクション写真集「盲導犬クイールの一生」を映画化したヒット作。ラブラドルレトリバーの子犬クイールが盲導犬に成長していくまでを描いた感動の物語。

英語で“鳥の羽”を意味するクイールと名付けられた犬を10年以上も追って撮り続けた写真家・秋元良平らによる書籍のシリーズを題材にし（原作はその中の「盲導犬クイールの一生」とクレジット）、クイールの成長をリアルに描写。監督は「月はどっちに出ている」の崔洋一。特定の登場人物やクイールにクローズアップしないことで、人間と犬の関係そのものをじっくりと見つめた。小林薫、椎名桔平、香川照之、寺島しのぶなどキャストも充実。原作は海外の一部でも評判で、本作も日本だけでなく香港などでも大ヒット。