映画

子猫物語

ムツゴロウさんこと作家・畑正憲が自ら監督を手掛けた動物映画のヒット作。母親とはぐれた子猫のチャトランが、出会いや冒険を通じて成長する姿を美しい映像とともに綴る。

動物王国のムツゴロウさんとして親しまれている作家・畑正憲が初メガホンを取ったドキュメンタリータッチのアニマルアドベンチャー。親とはぐれた茶虎の子猫“チャトラン”が、パグ犬の子犬プー助らの助けを借りながら冒険し、成長していく姿を、北海道の大自然を背景に綴る。巨匠・市川崑が協力監督を務めたほか、音楽に坂本龍一、さらに小泉今日子が劇中に挿入される谷川俊太郎の詩を朗読するなど、豪華なスタッフが話題を呼んだ。大規模なキャンペーンも奏功し、動物映画ブームを巻き起こすヒット作となった。