映画

ニュー・ワールド

１７世紀初頭、新大陸の米国で出会い、恋に落ちた男女。彼らの伝説的な愛の物語を、「天国の日々」の名匠Ｔ・マリック監督が、彼独自の映像美を通して静謐に綴った感動作。

米国映画界きっての寡作ぶりが知られた（近年はやや新作発表のペースが早まっているが）、伝説的名匠T・マリック監督。「天国の日々」以来、実に20年もの長い沈黙を破って1998年に「シン・レッド・ライン」を発表し、映画ファンの熱い歓声を浴びたが、それから7年後、新たに放った監督第4作が本作。アニメーション映画「ポカホンタス」などでおなじみとなった米国建国神話のひとつ、ポカホンタスの愛の物語を、同監督ならではの静謐な映像美を通して切なく描いた。主演はC・ファレルと新星Q・キルヒャー。