映画

吼えろ！ドラゴン　起て！ジャガー

非道な日本人の空手家たちを相手に、主人公の中国拳法が炸裂！　“天皇巨星”ことＪ・ウォングが主演と初監督も務め、その後の映画界にも多大な影響を与えたカンフー映画。

日本では「燃えよドラゴン」以後のカンフー映画ブームに乗じて劇場公開されたが、実は本作の空前の大ヒットこそが香港映画界を活性化させ、ブルース・リーが香港でカンフー映画を作る刺激剤になったといわれる伝説的名作。剣や槍主体の従来の武侠映画スタイルから、素手で闘う生身のアクション中心の新たなスタイルを確立し、後に米映画「キル・ビルVol．1」のクライマックス、青葉屋での大乱闘場面の元ネタともなった要注目編だ。