日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が、人気者の木村拓哉を主演に迎えた話題の1本。人情味あふれる藤沢周平の原作を、丹精こめて切なく描き切った時代劇映画の秀作。
海坂藩の下級武士・三村新之丞は、藩主の毒見役という地味な仕事を続けつつ、最愛の妻・加世や、父の代から中間として仕える徳平と、つましくも平和な生活を送る。だがある日、藩主の昼食に供された貝の毒にあたり、命こそ取り留めたが、新之丞は失明する。今後の暮らし向きを案じる親戚たちにせきたてられ、加世は夫には内密に藩の有力者・島田のもとに相談に赴く。やがて島田が卑劣にも加世の貞節を奪ったと知って新之丞は……。作品データ
- 制作年/2006
- 制作国/日本
- 内容時間/123分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
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